2018-03-14 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
その背景には、花王の酒田工場のおむつの生産拡大ですとか、また、官民一体となったポートセールスの展開もありますが、太平洋側に集中している自動車関連会社が、災害時のリスク回避の観点から日本海側の企業との取引を開拓しているという話もあります。
その背景には、花王の酒田工場のおむつの生産拡大ですとか、また、官民一体となったポートセールスの展開もありますが、太平洋側に集中している自動車関連会社が、災害時のリスク回避の観点から日本海側の企業との取引を開拓しているという話もあります。
せんだって開催された「酒田港と庄内地域の活性化を考える」という大変すばらしい講演会があったのですけれども、そのとき、花王の酒田工場長によるプレゼンテーションも行われました。工場長さんのお話によりますと、製品の輸出に際しては陸送コストの低減が重要であったが、港湾に近接した場所で生産できるということが大変ありがたいというふうにおっしゃっていました。
日本重化学工業の酒田工場などでは、合金鉄がだんだんそういう状況になっていくものですから、当然雇用問題を抱えておりますから、新素材産業の開発であるとか何かほかのことがないかということで本当に必死になってやっているわけです。
もう一点の住軽アルミの酒田の問題でございますが、御承知のように、旧住軽アルミの酒田工場が五十七年の五月から操業停止をいたしております。当時会社側からは、火力の石炭転換工事が終わった段階で経済的な見通しがつけば工場を再開するというふうに聞いておったわけでございます。これが昨年の九月に石炭転換の工事が完了いたしておりまして、現在住軽アルミで再開をするかどうかということを検討中と伺っております。
それは、酒田には幾つかの素材産業が集中していることは先ほど申し上げたとおりですが、個別的に申し上げますと、日本重化学工業酒田工場があるのです。ここはフェロクロム、フェロマンガンという合金鉄をつくっているのですけれども、御承知のとおりの大変な不況落ち込みであるわけですね。したがって、いま会社ぐるみで知恵を出し合ってその地域に適した業種転換を図りたいということで懸命の努力をしているわけです。
○真野政府委員 先ほど先生御指摘のように、この住軽アルミの酒田工場というのは、一番後発でございまして、設備費の償却負担等も大きい工場でございまして、そういう意味におきまして、今回思い切った債務処理を行いますれば、かなりこの設備コストは下がるであろうということは予想されるわけでございます。
○真野政府委員 御承知のように、昨年来アルミ産業は非常に不況にございまして、政府部内におきまして、産業構造審議会等を通じましていろいろ審議を重ねてまいりまして、それに対する対応策を種々検討し、実施したやさきに、御指摘のような住軽アルミの酒田工場の閉鎖という事態を招いたわけでございます。
〔渡辺(秀)委員長代理退席、委員長着席〕 住軽アルミ酒田工場は、ことし四月二十日、鋳造部門を除いて操業を停止し、地元が期待しておりました住軽アルミ工業株式会社は解散をいたしました。いま構造的不況にあるアルミ産業に対して政府の適切な対応が求められているときに、この事態を通産省はどのようにとらえられておるのか、まずこのことについてお答えいただきたいと思います。
他の産業を聞く時間がなくなってきましたので、二番目の問題はフェロアロイ産業なんですけれども、これは酒田に日本重化学工業酒田工場というのがあるのですが、まさにこれは電力の缶詰そのものなんですね。ですから、これは電力料金を何とかしなければ危機に瀕しているのです。しかもこれは鉄鋼の製錬にとっては欠かせないものです。
○森口政府委員 花王、ミヨシの全倉庫については知悉いたしておりませんが、お尋ねの調査いたしました倉庫につきましては、花王石鹸につきましては酒田工場、ミヨシ油脂につきましては東京工場の倉庫を調査いたしております。
この汚染源は、同県の調査によりますと、鉄興社の酒田工場、それから日新電化の酒田工場、これが原因だ。先ほど中川委員から、山口県や岡山県の七工場の水銀流出が七トンでたいへんなものだと言われましたが、鉄興社の水銀未回収量が二十一・三トン、こういわれている。しかも酒田港の魚を県の衛生部で調べてみたら、三検体のうち二検体が暫定基準を上回っている。
この間、福島、山形の両県庁を初め、財務部並びに福島、山形、新庄、酒田の各市役所等において、資料の提供を受け、現地の実情について詳細な説明を聞き、また、田子倉ダム、猪苗代水系秋元発電所、農業総合研究所積雪地方支所、酒田港、日新電化酒田工場及び鉄奥社を視察して参りました。以下、右調査のうち、重要な点について御報告申し上げます。